このような症状はある方はご相談ください
日中の症状
- 抑えきれない強い眠気
- 十分な睡眠をとっても疲れが残る
- 集中力の低下、ミスが増える
- 慢性的な疲労感
- 一時的な気絶、突然の寝落ち
など
起床時の症状
- 起床時の頭痛
- 熟睡できず、睡眠後も疲労感が残る
- 起床時の疲労感
- 起きることができない
- 二度寝してしまう
など
睡眠中の症状
- いびきが激しいと指摘された
- 呼吸が止まることを心配された
- いびきで目覚める
- 呼吸困難で目覚める
- 息が詰まり、咳込んで目覚める
- 頻繁にトイレに行くために目覚める
- 暑くないのに睡眠中に大量の発汗がある
など
これらの症状のうち、1つでも当てはまれば睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
当院では、睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群やいびきの検査を行い、治療が必要な方を診断しています。
少しでも不安に感じたら、お気軽に当院へお越しください。
※睡眠時無呼吸症候群の検査・治療には、原則、健康保険が適用されます。(一部例外あり)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に呼吸が繰り返し停止したり、非常に浅くなったりする病気です。無呼吸とは、気道を通る空気の流れが10秒以上停止することであり、これが7時間以上の睡眠中に1時間あたり5 回以上発生すると、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されます。
無呼吸による酸素欠乏が繰り返されると、心臓病や脳卒中を発症したり、悪化したりするリスクが高まります。また、睡眠の質が著しく低下すると、日中の強い眠気や集中力の低下に繋がり、仕事や学業への影響や、重大な事故の危険性を高める恐れがあります。
睡眠時無呼吸症候群の検査から治療の流れ
当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査から治療まで、患者さんに寄り添ったサポートを提供します。
1ご予約
まず、当院のWeb予約から診察日をご予約ください。
症状の有無に関わらず、気になる方はお気軽にご相談ください。
2ご来院
ご予約日にご来院いただき、医師が症状を伺います。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合、ご自宅でできる簡易PSG検査をご案内します。
3ご自宅での簡易PSG検査
簡易PSG検査は、いびきや日中の眠気などの症状があり、睡眠時無呼吸症候群が疑われる方に最初に行っていただく検査です。
装置はコンパクトで、心拍数、酸素飽和度、呼吸パターンなどの基本的なデータを記録します。寝る前に装置を装着して、普段通りにお休みください。
装置は通常、指に取り付けられる小さなセンサー、胸部を囲むベルト、鼻のセンサーから構成されます。
4結果説明と治療選択
簡易検査を受診してから約2週間で検査結果が当院に届きますので、再度ご来院ください。検査の結果、重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された場合は、CPAPによる治療を開始します。
必要に応じた精密検査
簡易検査の結果、重度のいびきや頻繁な呼吸停止、著しい日中の眠気があり、より詳細な睡眠の質を評価する必要がある場合には、精密PSG検査を受けていただきます。
精密PSG検査の装置は、簡易PSG検査のセンサーに加え、脳波や胸部・腹部の換気運動なども記録します。多数のセンサーを装着しますが、痛みはありません。
当院の精密PSG検査はご自宅で行っていただけます。
5CPAP装置とマスクの選択
CPAP治療を開始する際は、患者さんに最適なCPAP装置とマスクを選びます。顔にフィットし、快適に使用できるものを一緒に選びましょう。
6治療開始と定期受診
最適なCPAP装置とマスクが決まったら、治療開始です。
CPAPの使用を中断すると、睡眠時無呼吸症候群の症状が再び現れてしまうため、治療を継続することが非常に重要です。
治療開始後は、おおよそ1ヵ月毎に定期受診をしていただき、治療の効果を確認しながらサポートさせていただきます。
睡眠時無呼吸症候群の治療
CPAP療法
当院では、睡眠時無呼吸症候群の主要な治療法としてCPAP(シーパップ)療法を取り入れています。CPAP療法は、この疾患に対する最も効果的で広く認知されている治療アプローチです。
CPAP療法では、患者さんに専用のマスクを装着していただきます。このマスクを通じて、一晩中一定の圧力がかかった空気が気道へと送られます。これにより、睡眠中に気道が塞がるのを防ぎ、無呼吸や低呼吸の発生を抑えることができます。結果として、睡眠の質が向上し、日中の疲労感や頭痛、集中力の低下といった症状の改善が期待できます。
治療開始当初は、マスクの装着感や空気の圧力に慣れるまで時間がかかる場合があります。しかし、適切な調整と継続的な使用によって、ほとんどの患者さんは快適に治療を続けられ、生活の質の大きな向上を実感されています。
CPAP療法を継続することで、夜間の無呼吸が解消され、熟睡感の向上、すっきりとした目覚め、日中の眠気や夜間のトイレ回数の減少といった効果が見込めます。さらに、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の改善効果も報告されています。
この治療法の大きな利点は、高い治療効果が期待でき、体への負担が少ないことです。一方で、治療を継続するためのアドヒアランス(治療への積極的な取り組み)がやや低いという側面もあります。そのため、当院では定期的な通院を通じて、医師によるきめ細やかな管理と指導を行い、患者さんが安心して治療を続けられるようサポートしています。
ただし、この治療法は根本的な治療法ではなく、装置の着用を止めると無呼吸や低呼吸が再発します。
生活習慣の改善
肥満は、横になった際に周囲の脂肪が気道に押し込まれ、無呼吸のリスクを高めます。そのため、体重を減らし、適正な体重を維持することが重要です。仰向けではなく横向きで寝ることで、症状の緩和が期待できます。また、お酒は筋肉を弛緩させるため、就寝前の飲酒は気道周囲の筋肉を弛緩させ、閉塞のリスクを高めます。そのため、就寝前の飲酒は避けるようにしましょう。
睡眠時無呼吸症候群の原因
睡眠時無呼吸は、気道の閉塞によって起こる場合がほとんどですが、呼吸中枢が障害されることによって起こるものもあります。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、閉塞性によるものが大半です。こうした閉塞性の無呼吸状態は、肥満の他に、扁桃やアデノイドの肥大、顎の骨格的な問題、舌が寝ている間に気道へ落ちてしまう状態、鼻炎、鼻中隔湾曲症など、様々な要因によって引き起こされます。
中枢性睡眠時無呼吸症候群
呼吸を司る脳内の呼吸中枢が機能不全に陥り、睡眠中に無呼吸になる状態です。ただし、閉塞性とは異なり、苦しそうないびきは発生しません。心不全、脳卒中、腎不全などの病気と関連していることが多いです。
いびきは睡眠時無呼吸症候群が原因?
いびきは、睡眠中に喉や気道が狭くなることによって生じます。起きている間は、喉は周囲の筋肉によって支えられているため、日中にいびきは発生しません。しかし、睡眠中はこれらの筋肉が弛緩し、息を吸う時に喉や気道が狭くなることでいびきが発生します。その他の原因としては、重力によって舌や顎が下に落ちてしまうことなどが挙げられます。
さらに進行すると、最終的には喉や気道が完全に閉塞し、閉塞性睡眠時無呼吸症候群になることもあります。
睡眠時無呼吸症候群の合併症
糖尿病
いびきを日常的にかく方は、いびきをかかない方に比べ、糖尿病になるリスクが約2倍高くなるという報告があります。
糖尿病は、慢性的に血糖値が上昇している病気です。生活習慣の乱れにより、インスリンの分泌や働きが低下することで、ブドウ糖が体内に蓄えられなくなり、血糖値が上昇して高血糖状態が続き、糖尿病になります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に体内に十分な酸素を取り込むことができず、酸素濃度が低下してインスリンの働きが低下するため、糖尿病の発症リスクが高まります。そのため、睡眠時無呼吸症候群は、糖尿病のリスク要因の1つとされています。
高血圧
報告によると、睡眠時無呼吸症候群患者様の約半数は、同時に高血圧も患っているとされています。高血圧は、初期段階では目立った症状がなく、気づかない場合が多いですが、進行すると心臓病、脳卒中、腎臓病などの重篤な病気に繋がるため、注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群と高血圧を併発している患者様には、CPAP療法が有効な治療法です。
不整脈
睡眠時無呼吸症候群は、呼吸の停止や再開、無呼吸の繰り返しによって自律神経のバランスを乱し、不整脈を引き起こすことがあります。不整脈の多くは生理的なもので、無害なことが多いですが、早期に適切な治療が必要な場合もありますので、注意が必要です。また、睡眠時無呼吸の症状を治療することで、不整脈が改善する場合もあります。
狭心症・心筋梗塞(虚血性心疾患)
冠動脈が狭くなったり、詰まったりして起こる虚血性心疾患は、睡眠時無呼吸症候群と密接な関係があります。睡眠時無呼吸症候群の患者様は、狭心症や心筋梗塞を起こしやすいことが報告されており、虚血性心疾患の患者様は、睡眠時無呼吸症候群を起こしやすいことが知られています。
心不全
様々な要因によって心臓のポンプとしての働きが弱まり、体中に必要な血液を届けられなくなる状態を指します。心臓病の多くは、最終的に心不全へと進行する傾向があります。また、他の病気やストレスなども心不全を引き起こす一因となります。近年注目されている睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が度々止まることで心臓への負担が増し、心不全を誘発することが知られています。調査結果によれば、この2つの病態が重なると、死亡リスクがより高くなることも明らかになっています。
脳血管障害
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害を患った方で、重度の睡眠時無呼吸症候群の場合、脳血管疾患を発症するリスクが約3倍になると報告されています。
ご相談・お問い合わせ
監修・執筆:福田浩之
| 役職 | 横浜橋クリニック院長 |
|---|---|
| 所有資格 | 日本内科学会認定医/日本消化器病学会専門医/日本超音波医学会専門医/難病指定医/身体障害者福祉法第15条に基づく指定医師 |
| 所属学会 | 日本内科学会/日本消化器病学会/日本肝臓学会/日本超音波医学会/日本画像医学会 |
睡眠時無呼吸症候群の診断・治療なら 横浜市南区阪東橋駅近くの横浜橋クリニックへご相談ください。
土日も診療
阪東橋駅(横浜市営地下鉄)から徒歩5分
路線図マップ
当院は横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」が最寄り駅で、横浜市南区にある横浜橋商店街の中にある内科クリニックです。
当院は阪東橋駅から徒歩5分の場所に位置しているため、同じブルーラインの沿線上にある高島町や桜木町、関内、伊勢佐木長者町、吉野町、蒔田、弘明寺などからも患者様にご来院いただいております。
また、京浜急行線の黄金町や南太田、日ノ出町、井土ヶ谷などからもご来院をいただいている他、バスで磯子や丸山町などからもアクセスがしやすい立地にあります。
当院では高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病をはじめとして、肝臓専門医による脂肪肝、肝機能障害などの診断・治療、胃カメラ検査を用いた消化器疾患の治療も行っております。
健康診断で異常を指摘された場合や、消化器などに異変を感じた場合には阪東橋駅近くの当院にご相談ください。
